行政書士の実務を効率的に学ぶには

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル

新人行政書士は営業活動も大事ですが、もしメインに据えている業務以外の依頼があった場合、どのように対応するのかが問題になります。

新人行政書士のうちは、来た仕事はとにかくやってみるのが大事ですし、そうすべきなのですが、実務経験のない分野というのは不安が大きいと思います。

そこで、こうした案件に対応するためには、どのように実務を学べばよいのかを考えてみたいと思います。

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行政書士はとにかく人脈の構築が力を発揮します

よく、資格予備校などが実施している実務家講座のようなものを勧めている方もいますが、はっきり言ってそんな高いお金を払って実務を学ぶ必要はないと思います。

そもそも、教える人が行政書士の本業で本当に儲かっているのであれば、資格予備校の講師のバイトなどやっている余裕などないはずですから。

では、どのように経験のない実践的な実務を学ぶのかというと、それは経験豊富な先輩を頼ることです。

具体的には、それぞれの分野に詳しい行政書士と濃い人脈を構築しておき、困ったときに助けてくれる人を確保しておくということです。

仕事を手伝ってもらう代わりに、実務の流れやポイントを教えてもらうのです。

もちろん、教えてもらう方には報酬の何割かをお支払いすることになります。ビジネスですから当然ですね。

でも、たとえわずかであっても報酬が入るうえに、実践的な実務の勉強ができるのですから、高いお金を出して資格予備校などに通うよりもずっとお得です。

そこで実践的な業務を学ぶことができれば、次回からは自分で自信をもって受注することができるようになるでしょう。

こうした人脈を形成しておくことこそ、新人行政書士には必要なことなのです。

どのように頼れる先輩と親しくなるのか

これは様々な方法がありますが、支部の行事などの集まりに積極的に参加し、誰がどのような分野を得意にしているのかを知ることが手っ取り早いです。

もちろん、すべての先輩が自分の力になってくれるとは限りませんので、交流をする中で人間性などを見極めておきましょう。

比較的大きな支部であれば、ほとんどの業務を得意にしている人をそこで見つけることができると思いますが、小さな支部に所属している人は、自分が所属する支部だけではなく、もし他支部の人と交流をもつ機会があれば、積極的に参加してみるのもよいと思います。

先輩行政書士としても、自分のノウハウを新人に教えることになるのですから、単にタダで教えを乞うというのは失礼ですし、そんなことを頻繁に繰り返していると敬遠されます。

行政書士は商売ですから、先輩のノウハウを学ぶための対価というのは絶対に必要です。

新人行政書士は、先輩行政書士とギブアンドテイクの関係を築いておき、どのような業務が来ても対応できるようにしておきましょう。

そして、いずれは自分が頼れる先輩行政書士になれるよう、業務に精進してください。