PR
行政書士事務所開業

行政書士開業に年齢は影響するのか~経営者としてのハンデはある?

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル 行政書士事務所開業

これから行政書士として開業を考えているのは、老若男女問わず様々な方がいると思います。

若くして行政書士試験に合格して開業した方から、公務員や一般企業からリタイアして開業する方まで本当に様々です。

そこで気になるのは、行政書士としてこれから仕事をするために年齢という要素は影響してくるのかという点です。

実際のところ行政書士登録・開業している人の年齢層というのは、先にも述べた通り実に幅広いです。

では行政書士の仕事を行っていくうえで、年齢という要素が有利、不利に働くのかどうかを考えてみたいと思います。

PR

行政書士登録している人の年齢層はかなり幅広い

行政書士登録して支部の集まりなどに参加してみると、20代、30代の若手から、かなり年配の方まで実に幅広い年齢の行政書士がいることが分かります。

行政書士は未成年者や欠格事由に該当していなければ登録できますし、公務員上がりの方も多数いるなど、様々な年齢層の方がいるのは当然といえば当然のことです。

行政書士として仕事をしていない人も多数

ただしその中で実際に行政書士業務だけで身を立てている方というのは、支部の規模にもよりますが私の肌感覚では多く見積もっても3分の1以下といったところでしょうか。

というのも登録しているだけで仕事をまったく行っていない方もいれば、すでに生活の基盤が年金にシフトしているという方がかなりの割合でいるからです。

またサラリーマンを続けながら登録だけしているというケースも多いですね。

つまり別に行政書士の仕事をしなくても生活できる人、肩書だけで仕事をほとんど(まったく)やっていない行政書士が数多くいるという現実があります。

PR

行政書士業務を行うのに年齢は影響するのか

では実際に行政書士登録して行政書士として身を立てていくのに年齢は影響するのかというと、私の個人的な経験からはまったく関係ないと思っています。

私自身は30代で開業しましたが20代前半で成功している方や、50代、60代で開業してバリバリ仕事をしている方も数多く知っています。

つまりやる気さえあれば老若男女問わず、行政書士として仕事はできるということです。

またクライアント側にしても、行政書士の年齢や性別を気にするということは非常にまれなことです。仕事をきっちりこなすことができれば、まったく問題はないと思います。

若手であればフットワークの良さや一生懸命さをアピールすることができますし、年配の方は落ち着きと風格という面で有利に働くかもしれません。

ですから、行政書士となるのに年齢はまったく関係ないのです。

必要なのは経営者思考をもって仕事ができるかどうかだけ

行政書士として最も大事なことは、商売として経営者という自覚をもって仕事をやっていけるかどうかです。これには年齢は関係ありません。

全国には数多くの行政書士がいますが、前述のとおり本当に行政書士業務だけで生活している人というのはそれほど多くはありません。

これはつまり本気で行政書士という仕事に取り組んで経営者としての資質を磨いていけば、老若男女関係なく十分に仕事がとれるチャンスがあるということです。

何より行政書士の仕事というのは、世の中のそこらじゅうにゴロゴロ転がっています。

年齢で行政書士という仕事を躊躇することはない

もし自分の年齢という点で行政書士登録を躊躇している方は、あまり気にせずとにかく走り出してしまうことです。

そして実務知識の自己研鑽を積みながら、とにかく経営者としての資質を磨いていくことに目を向けていくべきです。

少なくとも私の経験上では、年齢でのハンデや不都合というものは感じたことがありません(あまりに高齢な方は別ですが)。

行政書士の社会的ステータスを高めるためにも年齢にとらわれることなく、バリバリ仕事に励んで儲けていきましょう。