新人行政書士はとにかく外に出ましょう

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル

新人行政書士として開業して最初の仕事を得るには、知人や友人からの紹介というのが最も近道であるということは、以前に書きました。

開業当初の行政書士には当然実績がありませんし、実績がなければ信用を得ることもできません。 行政書士という肩書だけで最初から通用するほど甘くはないのです。 では、どのように『最初の1件』の顧客を獲得して信用を得られるのでしょうか。 最も可能性の高い方法としては、自分のあらゆる人脈をフル活用し、まずそうした人たちからの紹介を得ることです。 友人や知人からの紹介という手段であれば、たとえ何も実績がなくても、まずは仮の信用を得ることができます。

そして、そのためには当然のことながら何らかの営業活動をしなければなりません。

とにかく人の集まる場所に出て、人と対面での営業活動というのも必要になってきます。

普通に社会生活をしていれば、人の集まる場所に顔を出す機会というのは、誰にでも何かしらあるはずです。

とにかく事務所の外に出ること

人の集まる場所というのは、例えば、同窓会や親戚の集まり、自治会などの行事、同業者や異業種との交流会などなど、考えればいくらでも出てきます。

そうした集まりに積極的に参加することで、まずは近いところから自分の存在を認知してもらうことから始めるのです。

しかし、開業のタイミングでこうした集まりがなかった場合にはどうするかというと、それでもとにかく事務所から出ることです。

極端な話、街をただ歩いていても知り合いに偶然出くわすかもしれません。また、行きつけのお店などがあれば、そこにもしかすると困っている人がいるかもしれません。

対面での営業というのは、当たり前ですが人がいなければできません。ですから、まずは事務所から出て、人と接触する機会を自分で積極的に作り出すことが必要なのです。

外に出れば意外なところに仕事が待っているかも

ちなみに私は開業当初、意外なところから仕事を得ることができました。

その場所とは、とある役所です。

その時は特に用事もなく、何か資料でもないかと役所に寄りました。

すると、窓口で職員と長いやり取りをしている人がいて、その後にトボトボとこちらに歩いてきたのです。

そこで私は、『どうしたんですか?』と、思い切ってその人に声をかけました。

当然その人は、とても不審そうな顔で私を見ましたが、『実は私、こういう者です』と名刺を渡しておきました。

その時はお互いそのまま帰ったのですが、後日、なんとその人から相談したいとの電話をもらったのです。

そして結果、その人にある仕事を依頼された、ということが本当にありました。

偶然も人と接する機会がなければ生まれません

というように、何でもいいからとにかく外に出て人と接触することで、もしかすると仕事につながることがあるかもしれないのです。

こんなことは、めったにない偶然、と言われればそれまでですが、その偶然も人と接触する機会を作らなければ生まれません。

もっとも、そうした偶然ばかりを期待してはいけません。他にも営業活動をしっかりと行ったうえで、時間があったら外に出てみましょう、何もしないよりはずっとマシですよ、ということです。

ホームページの充実やチラシの配布といった営業活動も当然必要ですが、新人行政書士は人と接触する機会を増やすということも考えていきましょう。

もしかすると、嬉しい偶然が待っているかもしれません。

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