一人行政書士事務所でどれだけ稼げる?~月商はどれくらいが限界?

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル 行政書士事務所運営・経営

個人開業の行政書士は、いわゆる『一人行政書士』からのスタートがほとんどでしょう。

一人行政書士というのは営業活動や実務はもちろん、その他にも事務所経営に関わることなど、何から何まで自分でこなさなければなりません。

当然、一人行政書士事務所の売上は、まともに一人でやっていたら、必ず限界点がやってきます。

言うまでもなく、一日の時間というのは有限です。

そこで重要となってくるのは、いかに事務所運営を効率化することができるかです。

集客の手を止めることなく、売上も利益も伸ばしていくためには、どのような選択肢をとっていくべきなのでしょうか。

一人行政書士の月商はどれくらいが限界点になるのか

私の経験や感覚では、一人行政書士事務所が『普通に』自分で仕事をすべてこなしていたら、おそらく売上は100万円前後が限界かな、と思います。

扱う業務や単価によって前後するかもしれませんが、まずこれくらいが目安になるでしょう。

しかし、限界点あたりまで仕事が入ってくるようになると、まず死ぬほど忙しくなるはずです。

私自身も一人行政書士でまともに仕事をこなしていたときは、土日祝日も年末年始も休みなく、朝から深夜まで仕事漬けでした。

ただ、これをいつまでも続けていては心身ともに疲弊していくばかりです。

何よりも、行政書士として必要な自己研鑽を積む時間も十分にとれなくなってしまいます。

そこで考えなければならないのは、いかに業務効率をあげていくかということです。

業務や事務所運営を効率化するための選択肢は?

まず、業務の効率化をはかっていくための選択肢としては、アウトソーシング(外注)するか、マンパワーを投入する(補助者などを雇う)といったことになるでしょう。

一人行政書士のままで業務効率をあげていくのであれば、アウトソーシングという方法を構築していくのが、コスト面やトータルの売上面でもメリットは大きいかもしれません。

また、一人行政書士の場合は事務所にかかってくる電話を携帯電話に転送してとるケースが多いと思いますが、移動中や大事な打ち合わせ中などで電話がとれないことも考えられます。

そうした場合に備え、機会損失を避けるためにも『秘書代行サービス』といったものを利用するのもよいと思います。

その他の選択肢としては、補助者を入れて事務所内で業務処理を効率化するというのも手です。人件費といった固定費が生じますが、一件あたりの利益は大きくなります。

どの方法を選択するにしても、売上と利益が最大限となる方法を模索していく必要があります。

集客の手は絶対に止めないこと

一人行政書士にありがちなことですが、仕事が死ぬほど忙しくなってくると、集客に心理的なブレーキをかけてしまうことがあります。

しかし、集客の手を止めることは大きな機会損失となります。

業務処理が一人で限界となってしまうようであれば、先のアウトソーシングなり補助者を雇うといったように、いくらでも効率化する方策はあります。

集客するための仕組みに対するコストは惜しみなくつぎ込みつつ、業務処理の効率化をはかっていくことが重要です。

自分の限界点を知ることも必要

業務を効率化するにあたっては、まず自分の限界点を知ることも必要です。死ぬほど忙しくなるという経験をしないと、次のステップをイメージすることができませんので。

新人行政書士は24時間365日働く、といったくらいの気概をもって行動していきましょう。

事業として行政書士事務所を経営するのであれば

ただし、人生観というのは人それぞれです。

月商100万円程度で細々と質素に一人で経営を続けていくのか、事業として売上を追求していくのかは自由ですし、絶対にこうしなければならないというものではありません。

私自身は、せっかく行政書士事務所を経営していくのであれば、できる限り事業として利益を追求していきたいと思っていますし、そのための仕組みづくりにも力を入れています。

月商100万なんていう数字では、とても経営者として満足できません。

儲けている行政書士が一人でも多くなれば、行政書士の社会的ステータスも向上していきますし、そうしたポテンシャルのある仕事だと思っていますしね。

もし、行政書士という商売で大きく儲けていきたい、豊かな生活をしていきたい、といったことであれば、とにかく経営者としての思考というものが絶対的に必要です。

もっとも、月商100万を達成するにしても、広告宣伝費をガッツリと投入しなければまず無理なんですけどね。売上から経費抜いたら利益なんてほとんど出ません。

さて、みなさんはどちらを選びますか?

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