行政書士は時間管理こそが成功の第一歩です

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル 行政書士事務所運営・経営

行政書士として開業すると、営業や書類作成・提出のほか、自分の事務所の運営や行政書士会の行事への参加など、経営にかかわることすべてを自分でこなさなければなりません。

ですから、これらの時間管理も必要になってきます。当たり前のようですが、この『当たり前』のことさえできていない行政書士も少なからずいます。

時間というのは有限です。経営者というのは『時間をお金で買う』という感覚も、ときには必要となります。

この時間管理と経営感覚をしっかり身につけられるかどうかで、経営の成否が決まってくると言っても過言ではありません。

経営者が何もすることがないというのはあり得ません

自宅事務所でスタートする場合、毎日の出勤時間が決まっていないので、どうしてもメリハリのない毎日になりがちです。

仕事をサボっても会社員のように怒られることはありませんが、最低限、仕事をするコアタイムはしっかり設定し、毎日決めた時間以上働くようにしましょう。

仮に、何も仕事がない時間があったとしても、その時間で何らかの営業活動や自己研鑽などはできるはずです。経営者が何もすることがないということは絶対にあり得ません。

開業して経営者となった以上は、それなりの覚悟と行動力が必要です。何もしなければ仕事が入ることもありません。

当たり前すぎることですが、この当たり前のことさえできない人も多いものなのです。結果、仕事がないなどと嘆きながら、廃業への道をたどっていきます。

新人行政書士は24時間365日働く気概が必要
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毎日のスケジュールをしっかり立てる

開業してから毎日のスケジュールを立てる場合、まずは以下のようなポイントを意識して取り組んでみましょう。

就業する時間と営業する時間を決める

自分の労働時間をきちんと決め、その時間はとにかく働くことが重要です。もちろん、仕事があるのであれば時間を気にせず働きましょう。

書類作成や調査など以外でパソコンの画面を眺めている時間があるのであれば、その時間を実務知識を深めるための自己研鑽であったり、営業活動にあてることです。

WEB集客を狙っているのであれば、とにかくコンテンツを書きまくって頭と手を動かすこと、アナログ集客であればチラシを配ったり、人脈を構築するための活動など、やることは数えきれないほどあります。

実務知識も乏しい、集客もロクにできないといったことでは、とても事務所を経営していくことなどできません。新人行政書士は行動してナンボです。

書類作成などの業務と営業する日を分ける

開業当初というのは、簡単な書類作成であっても時間がかかってしまうものです。

しかし、書類作成などの日以外に、新規の顧客を増やすための営業活動日を意識して設けておかないと、その仕事が済んだら次の仕事がなくなってしまいます。

開業当初は実務と営業活動のメリハリをしっかりつけましょう。当たり前のことですが、集客できなければ仕事にもつながりません。

書類作成の時間は夕方以降に

仕事の少ない開業当初は、日中の時間は打ち合わせや営業活動に使うようにして、書類作成などは夕方以降に取り組むようにしましょう。

最初は営業活動を行う時間を意識して設けないと、十分な仕事をとることはできません。

時間管理こそが経営の肝です

自営業というのは、サボろうと思えばいくらでもサボることができます。

だからこそ、自分自身の時間管理が大事になります。これができるかできないかで、経営者として成功するかしないかが決まってしまう、というくらいに大事なことです。

時間管理は、開業当初から意識して取り組むことが大切です。経営者たる者、自らを律して働くことができなければ話になりません。

どうしても営業活動をする時間がとれなければ、外注してしまえばよいことです。時間をお金で買うという感覚も経営者としては大事な要素です。

これがどうしてもできなければ、残念ながら経営者としての資質はありません。諦めて他の仕事を探しましょう。

結局、経営者として成功するかどうかは、何事も『やるかやらないか』で決まってくるものです。

そもそも、本当に好きな分野で仕事をしていきたければ、自己研鑽にしても営業活動にしても苦にはならないはずです。

これから開業する方や、開業したもののなかなか仕事が入ってこない、という方は、この時間管理というものを意識して動いてみましょう。とにかく行動です。

経営者として当たり前のことを当たり前にやる。それだけでも差がつくものなのです。