セミナーや勉強会依存になっていませんか?

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル

行政書士向けのセミナーや勉強会というのは、少し調べてみればいくらでも出てきます。

こうしたセミナーや勉強会というのは、自らの意識を高めたり、経営や営業のヒントが見つかることもあるので、積極的に参加すること自体は意味があると思います。

しかし、セミナーや勉強会にただ参加したことだけで満足感を得てしまう、という方も少なからずいます。

つまり、セミナーや勉強会に参加することだけが目的になってしまい、いつまでも肝心な実践に移れない、という依存型の思考です。

単なる自己啓発が目的なら意味がない

私も開業当初、いくつかのセミナーに参加して受講者の方と話す機会があったのですが、『行政書士の資格をとって、今度は税理士と社労士試験に挑戦しようと思っています』といったように、いわば資格コレクターのような方も多数いました。

もちろん、自己啓発という意味で資格試験にどんどん挑戦する、ということ自体は決して悪いことではありません。勉強熱心なのはとてもいいことです。

ただ、これから行政書士として、経営者としての目線で考えてみると、単に自己啓発だけが目的で参加するのは、まったく意味のない行為です。

少なくとも、行政書士として成功する、という目的をもっている方は、くれぐれもセミナーや勉強会依存思考に陥らないよう注意しましょう。

そもそも参加する必要性はあるのか

もちろん、世の中の多くのセミナーや勉強会の中には、素晴らしい内容のものもあるでしょう。本当に自分が必要とするもの、勉強になるものであれば、参加することに大きな意義はあります。

しかし、そもそもセミナーや勉強会に参加する必要性があるのか、という点はよく熟考することをお勧めします。

私の個人的な経験では、下手なセミナーや勉強会に参加するよりも、様々な人脈を広げて、そこで得られた情報や知識の方が何倍も役に立っています。

具体的には、同業の行政書士はもちろんのこと、他士業であったり、異業種の経営者であったりといった様々な人脈から、十分な知識や情報を得られています。

ですから、今では特にセミナーや勉強会に参加する必要性を感じることはありません。

もし、自分が必要とするセミナーや勉強会に参加するのであれば、そこから何を学んで実践していくのか、という明確なビジョンを持っておくことが大切です。

くれぐれも、次々とセミナーや勉強会を受講することで、参加することに意義がある、という依存症にならないよう、経営者としての目的意識をしっかり持って、本当に自分が必要としてるものは何なのか、ということをよく考えてみてください。

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